精神的に楽な看護師の仕事・気持ちが楽な看護師の職場まとめ

看護師の仕事は「これっ！」という正解がなく、日々荒れています。そこに「女性社会」というファクターが加わって超カオスな状態になっているのが看護業界です。

精神的疲労、半端ないですよね…。

精神的な疲労の原因てほとんどが人間関係だと思います。今回はその精神的な疲労を極力避けるべく、「看護師におすすめな精神的に楽な仕事」をまとめていきたいと思います！

精神的に楽な看護師の仕事⒈
フリーランス看護師

圧倒的に気持ちにゆとりが持てるのはフリーランス看護師でしょう。

フリーランス看護師とは

特定の企業に属さず、自らの看護の知識やスキルで業務を請け負う、社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人

です。詳細はこちら。

フリーランスは個人事業主なので、基本的に縛られるものがありません。

自分の好きなように仕事を組み、好きなように働いて、好きなように休む。精神的にゆとりを持って働けるスタイルです。

フリーランス看護師の注意点

“ある一点”というのは収入に関してです。フリーランスは個人事業なので仕事の量・内容が直で収入に反映されます。

• 収入が安定している
• 仕事に困らない
• かなりの貯蓄がある

という方は問題ないと思いますが、そうでない方は専業のフリーランス看護師はおすすめしません。まずは僕のように副業でやれることにトライしてみるのがいいかと思います。

精神的に楽な看護師の仕事⒉
在宅看護

看護師が働ける在宅看護の仕事は以下の通りです。

• 介護老人保健施設
• 特別養護老人ホーム
• 有料老人ホーム
• グループホーム
• サービス付き高齢者向け住宅
• 訪問看護
• 訪問入浴
• デイサービス

介護施設の特徴や看護師の役割に関してはこちらで解説しています。

関連
介護施設で働く看護師の仕事・役割とは？病院以外の職場を体験レポ

この8つの職場の中で精神的に楽な仕事は

です。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅は「サ高住」や「サ付き」等と呼ばれる高齢者向けの賃貸住宅です。相談員が常駐し、安否確認や生活支援を受けることができます。

介護や看護が必要な場合は訪問看護などの外部サービスを利用する必要があります。

基本的に自立して生活できる方が入居されており、看護師の業務としては日々の安否確認や健康チェックがメインとなるため、精神的に非常に楽な仕事です。

デイサービス

デイサービスは介護保険サービスの「通所介護」のことを言います。食事や入浴、機能訓練などを日帰りで行うサービスです。

看護師の業務はバイタルサインの測定や入浴後の簡単な処置がメインなので精神的には楽と言えます。

訪問看護

訪問看護は医師の指示のもと、在宅で療養される利用者のところへ赴き看護を提供するサービスです。移動手段は自転車や車が主で、基本的に1人で訪問します。

訪問看護のような「訪問系サービス」は、基本的に事務所にいることが少なく、外出していることが多いため気が楽です。訪問も1人でまわるため煩わしい人間関係もない時間が圧倒的に多いです。

訪問看護に関しては別記事でまとめていますので興味のある方はこちらも！

在宅看護師の注意点

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精神的に楽な看護師の仕事⒊
産業看護師

産業看護師も精神的に楽な仕事でおすすめしたい業種の1つです。産業看護師（企業看護師）とは以下のような看護師です。

病院やクリニックではなく病院以外の一般企業に属し、その企業で看護の専門性を活かした業務にあたる看護師

産業看護師には

• 企業の医務室
• CRC（治験コーディネーター）
• CRA（臨床開発モニター）
• コールセンター
• フィールドナース

といった仕事がありますが、この中で特に精神的に落ち着いて仕事ができるのが医務室勤務やフィールドナースの仕事です。

企業の医務室

企業の医務室は突発的な病気・怪我の対応から社員のメンタルサポートまで幅広い業務を担うこととなります。

医務室勤務は必要な看護師数がさほど多くなく、ポストが空きにくいため競争率の激しい仕事です。

基本的に1人体制なので自分のペースで仕事ができます。仕事内容も対人で行うような仕事はそれほど多くなく、どちらかというとデスクワークがメインです。

そのため、煩わしい人間関係で悩むようなことは少ないでしょう。

フィールドナース（クリニカルコーディネーター）

フィールドナースはクリニカルコーディネーターやクリニカルスペシャリストとも呼ばれます。医療機器メーカーに属し、自社製品の操作説明や営業活動のフォローを行っていきます。

フィールドナースは就職した企業の製品の営業や商品の説明などを行う仕事なので、ほぼ看護師の仕事とは関係ありません。

フィールドナースとして働く場所はドロドロした看護業界とはかけ離れたところなので、心機一転、環境を変えたい人にはおすすめです。

産業看護師の注意点

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精神的に楽な看護師の仕事⒋
クリニック

クリニックとは入院ベッド数19床以下の施設を言います。

クリニックは診療科によりますが、急患や入院をとるケースは少なく、主な業務は診療の補助や器具の洗浄、患者のバイタル測定・状態観察等なので、精神的には楽な仕事と言えます。

身体的に楽なクリニックは以下の通り。

美容外科求人に関しては、昨今非常に人気が高いため競争率も高めです。おすすめはこちら。（サイト名をクリックすると公式ページへ遷移します）

クリニックの注意点

精神的には楽だが、いわゆる“町医者”は地域の高齢者が多く通うため混みあっている。

人気のあるクリニックや、診療所数の少ない地域では営業時間内に診察しきれず、スタッフが残業することも多い。そういった意味ではデメリットもあり。

精神的に楽な看護師の仕事⒌
派遣看護師

派遣看護師は更新しなければ仕事を辞められるというところがメリットです。

たとえ嫌な職場にあたっても、「あと少し我慢すれば辞められるし」という割り切りができるのが精神的に楽なポイントと言えるでしょう。

看護師の派遣では登録する派遣サイトによって取り扱う求人の特徴も変わってきます。基本的におすすめなのは以下の3サイトです。（青字のサイト名をクリックすると公式ページへ遷移します）

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精神的に楽じゃない仕事

ここまでは人と関わらなくていい仕事、精神的に楽な職場についてまとめてきました。じゃあ逆に精神的にきつい職場ってどこか気になりますよね？

精神的にきつい仕事についてもいくつかピックアップしたいと思います。

病院

そんなわけで

「次働くなら絶対病院以外がいい！」

という方のために病院以外の職場もまとめてみましたので、こちらもぜひご覧ください！

施設系看護師

施設系看護は病院以外の仕事の中でわりと病院に近いスタイルの職場です。働いているスタッフも多く、コミュニケーションは必須のため、人間関係で疲れることも多いです。

精神的に楽な仕事を探すのであれば、人との関わりは最小限におさえておくべきだと思います。よって、施設系の職場は避けた方がいいかもしれません。

保育園看護師

施設以外に病院に近い職場が保育園看護師です。何が似ているかというと女性社会なところです。

保育士はまだまだ女性が多く、保育園も圧倒的に女性社会です。女性社会がどれだけ精神的に疲れるかは言わずともわかってもらえますよね…。

採血室・献血ルーム

採血室や献血ルームは業務が単純で比較的楽なんですが、静脈を外した時に小言を言われる可能性もあったりするので、採血スキルに自信のない人はやめた方がいいかもしれません。

コールセンター

コールセンターも身体的には楽ですし、職場の人間関係で疲れることはないと思いますが、電話応対がストレスになる可能性があります。

いわゆる“クレーマー”と呼ばれる人などの対応もきちんと行う必要があるため、そこの部分で精神的に疲れることはあると思います。

まとめ

ということで、看護師におすすめの精神的に楽な仕事・職場のまとめでした。

最後に、個人的に思う精神的に楽な仕事をおすすめ順でランキングにしてみたいと思います。

この記事では「精神的に楽な仕事」についてまとめましたが、

• 看護師の身体的に楽な仕事
• 看護師の残業のない仕事

についてもまとめています。詳細についてはこちらの記事をごらんください。

転職をお考えの看護師さんはぜひ参考にしてみてください！

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