看護師としての給料【年収】が３日で100万あがったときの話

題名でつらせていただきました。

今から年収が３日で100万上がった時の話をするのですが、この記事で僕が伝えたいのは

「100万も上がってすごいだろーっ！」

ということではありません。

早速結論になってしまうのですが、この記事で僕が伝えたいのは

ということです。

また、現在売り込める武器（知識・スキル）がないのであれば将来的に自分がどのように働いていきたいのかを見据えて、それに必要なスキルを身に付けるべきです。

ですが、これからお話するエピソードがあってから自分の身の丈にあった条件の交渉・給与の交渉は積極的におこなっていくべきだと考えるようになりました。

それと同時に専門スキルの重要性も学ぶことができたと思っています。

これがこの記事で僕が伝えたいことです。

年収が３日で100万上がった時の話

びび、仕事を失う

あれは働いていた訪問看護ステーションがつぶれた時の話です。

僕は昔から「死ぬまでに一回は自分の会社を作ってみたい」と思っていたので、看護師になって間もない頃から、個人でも手のつけられそうな居宅か訪問看護に目をつけていました。

そのため病院を辞めてからすぐにケアマネの資格をとりましたし、訪問看護の勉強をするために訪問看護ステーションに就職しました。どうせ勉強するなら立ち上げに関わった方がいいだろうと思い、オープニングスタッフ募集のステーションばかりを狙って就職したんですよね。ところがなかなか人が集まらず立ち上がらないとか、立ち上がっても不安定でつぶれるとか、厳しい現状を目の当たりにしました。

100万アップの2日前

「あぁ、また仕事探さなきゃなぁー」

なんて思いながら、いつもの如く看護師転職サイトに希望条件を伝えて探してもらっていました。もちろん訪問看護の勉強をしたいという夢は変わらなかったので、訪問看護の仕事をまた探すことにしました。

そんな中、

とサイトから連絡が入ったんですよね。コンサルタントからの情報だと、「このステーションはもう開業日を決めているけれど、スタッフがまったく集まらないので焦ってる感じ」とのことでした。

提示されていた年収は400万ちょっとで僕の経歴にはまぁ妥当かなというところだったんですが、

• スタッフが集まってないなら多少無理をしてでもスタッフを確保したいはず
• 僕は一応経験者なので重宝される（だろう）

と腹黒さ満天で勝手に予測をし、条件交渉の余地があるだろうと見込んで様子をみることにしました。

いつもだったら即申込してると思うんですけどね…家から近かったし、大きな法人だったのでそうそうつぶれないだろうから申込をしてもよかったんです。

ですがこの時は違いました。

会社都合での退職だったので失業保険がすぐ出ることを知っていました。そのため「しばらくのんびりしたいなぁ…」とダメ人間ＭＡＸであり就職に積極的じゃなかったんですよね…

また、僕はこの時までに訪問看護の経験は多少なりともありましたし、一応管理者も経験したことがあったので、それが武器になるだろうという自負がありました。だからすぐに申し込みをするのではなく条件交渉をしたほうがいいだろうという思いがあったんですよね。

しばらくしたのち、担当コンサルタントから

と連絡が入ったんですが、働かずに入る失業保険と訪問看護の仕事を天秤にかけ、まだのんびりライフが勝ってしまっていたので返事はせず、しぶっていました。

と嘘をつき、しばし考えることに。

100万アップの1日前

他の転職サイトからもどんどん求人情報が送られてくる中、興味のある求人もあったのですが自分の中ではもう失業保険をもらいながらのんびりする方向に気持ちは向いていました。

そんな時、昨日新規ステーションの情報をくれたコンサルタントからメールが入りました。

と。

確かに条件は悪くないのですが、僕の頭には失業保険でのハッピーライフしかなかったので

と適当な理由を取り繕い、お断りしました。

そう言い聞かせ、翌日は保険手続きをする気満々でした。

運命の日

翌日。

と担当コンサルタントからメールが入ります。

とぼやきながら、一応話を聴くことに。

「ちょっ！ちょ！！待てよっ！！」

僕は驚くと時々木村拓哉さんになってしまいます。

耳を疑いました。

何度も聞き返したことを覚えています。

（この会社、どんだけ切羽詰まってんだよ）と心の中でつぶやきながら、

と二つ返事でＯＫしましたｗ

終わりに

これが年収100万アップした時の話です。

正直タイミングよかっただけっていうのは否めません。ただ、あのまま交渉してもらわなかったら100万あがってないですからね、交渉大事だなぁと思いました。サイトの担当コンサルタントさんに入ってもらったのが大きかったと思います。個人だとなかなか給与の交渉とかしづらいですからね…

ここで冒頭の話につながるんですけど、少しでも武器になりそうなスキルがあるならとことん売り込んだ方がいいです！

みなさんの資格や知識・スキルにはそれだけの価値があるということを知ってもらいたい。また、これから看護師になるという方や、新人看護師さんは自分が進むべきレールをしっかり敷いて、その道の専門性を高めることをおすすめします。

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