看護師ってコロコロ仕事場を変える職業ってイメージを持たれがちじゃないですか?
正直、
「職場変えて何が悪いの?」
と僕は思ってます。
看護師などの専門職はその専門性とスキルを、友達が“楽しいキャンパスライフ”を送っている間に汗水たらして獲得してきたわけです。
その結果、皆さんは手に職を持ち、そのスキルで職場を選ぶことができるようになりました。これって努力した皆さんの権利なんですよね。自分に武器がなければ転職することもできず我慢して働かなければならないわけですから。
びび
誰しもが好き好んで転職したいとは思ってないはずです。
そんな皆さんが次の就職でなるべく理想の職場に近づけるように「看護師」「転職」の2つのキーワードに関連した記事をこのページでご紹介していきます。
ここで紹介している記事は、僕が転職経験で学んだことのすべてを詰め込んでいます。もしよかったら読み進めてみてください。
転職をする前に確認すべきことと退職の注意点
転職を考える前に振り返って欲しいこと
仕事を変えたいと思う背景にはそれなりの理由があると思いますが、まず一番最初に確認して欲しいのは「転職することで本当に今の悩みが解決するのか」ということです。
というのも
- 先輩が怖くてつらい
- 仕事が覚えられない
- 同期とうまくいかない
などの理由で辞めたい場合、次の職場へいっても同じような理由で悩む可能性があります。もちろん環境が変わることで問題が解決する可能性もありますが、もし変わらなかったとなれば意味がありません。
その場合、現職場での問題解決にあたるほうが賢明だったりすることもあると思います。そういったことも含め、一度振り返ってみてください。
振り返り
看護師辞めたい、向いてないと思った時に読んでほしい記事
はぴこ
振り返り
学生から新人看護師になる皆さんへ。就職直後の「辞めたい」をなくすには?
びび
転職の注意点
悩み多き20代は転職も多い?20代看護師が転職する際のポイントと注意点
30代は交渉が大事!30代看護師が転職する際のポイントと注意点
退職の準備と失業保険について
振り返りを終えた皆さんが今もこの記事を読み進めているということは職場を変えたいという気持ちがとても強いのでしょう。
転職するには退職という段階を経る必要がありますが、看護師というのはどこも足りないのが現状なので、まず引き留めにあうと思います。そういったことも考慮して計画的に退職をすすめていくことが大事です。
退職について
看護師の退職体験談|退職した理由・時期・方法を実例と共に紹介
【円満退職】VS【即辞め】看護師が選ぶべき道とその方法を解説
もし在職中に転職活動をするのではなく、退職してからゆっくり探したいという場合は失業保険の申請をおすすめします。
失業保険は自己都合退職の場合すぐに給付を受けられないというイメージの人が多いと思いますが、状況によっては自己都合を会社都合に覆すことが可能です。そうなればすぐに給付を受けることができます。
びび
実は受給中も働くことはできるんです。
そうすれば失業保険とバイト収入で生活することは十分可能です。退職されてから就職活動を行う方は必ずこの記事に目を通しておいてください。
失敗しにくい転職方法とは
転職先によっては時期の見極めが大事になる
まず皆さんに知ってもらいたいのは転職する時期の重要性です。
ここでいう“時期”というのは年齢や年間のタイミングといったものではありません。ここでの“時期”は、これから変化する可能性のある看護師の需要を見極めた転職のタイミングを指しています。
びび
はぴこ
びび
というのも今って高齢者がどんどん増えているにもかかわらず、今後病院や診療所ではベッド数は増やさないという指針が発表されているため、病院や診療所での看護師の需要は少なくなる可能性があるんです。
需要が減るというよりポストがなくなるといった方がいいかもしれません。理由は以下の通りです。
こういった未来は結構近くに迫ってきていると思っていて、いよいよ競争が激化すれば僕のような何の取柄もないジョブホッパーに勝ち目はありません。そうならないうちに自分の居場所を確保しておくことが大事かなぁと思います。
詳細は下記の記事でまとめています。
びび
リサーチの方法と利用推奨のツール
では実際にどうやって仕事を探したらいいのかを解説していきます。ただの転職ではなく、失敗しないための転職方法です!
転職を考える皆さんがやるべきことは1つだけです。それは「前職を辞めることになった理由と同じ理由で悩むような職場に就職しないこと」です。
そのために必要なことは以下の2点となります。
- 転職する目的を明確にする
- 医療現場の情報収集
この記事を読んでいる皆さんはおそらく1度目の就職を失敗したんだと思います。僕もそうでした。ですがこう考えるのはどうでしょうか?
1回目の就職はプレテスト。本番は2回目から。
「1度目の就職はどうして失敗だったのか?」
「次失敗しないためにはどうすべきか?」
「譲れない自分の条件とは何か?」
これらを明確にしましょう。それが出来たら実際に情報収集を行っていきます。
びび
リサーチ
看護師の転職で最も重要な作業「リサーチ(情報収集)」とは?
そして情報収集に利用するツールが
- 自分の五感
- 友人
- ハローワーク
- ナースセンター
- 転職サイト
です。
ここで声を大にして言いたいのがこれ!!
「ハロワ行くのめんどくせー」「転職サイトしつこそうだからイヤ」とか言ってる場合じゃないんですよ。前職のような思いを2度としたくないから転職するんだ!という人はハロワ、転職サイト、友人、そして自分の目、耳、足、使えるものはすべて使うべきです。
自分居場所は自分で掴め!妥協はするな!
— ナースマンびび@看護師ブロガー (@nursemanvivi) 2018年12月12日
就職してから「なんか違う…」じゃ遅いんですよ。
それじゃ前職と同じですよね。こういった就職後のミスマッチを無くすためにしっかり情報収集しておきましょう。そのためには選り好みしてる場合じゃないんです。
それと超重要なことを1つ。
僕は「情報収集のツールとして利用すべき」と言っているだけで「ハロワや転職サイトを通して転職しろ」とは一言も言っていません。
はぴこ
びび
「じゃあ最初から自分で探せばいいじゃん」
って思いますよね?
それは違います。自分一人で収集できる情報には限界があるんです。その情報の少なさを補えるのが職業紹介所や転職サイトだったりするわけです。
それとツールを利用するもう一つのメリットが圧倒的なコスパです。
皆さんも暇ではないですよね。特に在職中に転職活動をされる場合は極力余分な時間は割かずに活動したいはずです。そういった点でも情報収集ツールを利用することはメリットがあります。
ここで各ツールについての詳細記事をピックアップしておきます!
転職サイトを使わない場合
僕は転職サイト推奨派なので利用をおすすめしますが、使いたくないという人も多いと思います。転職サイトを使わない場合は
- 自分自身で探す
- 友人からの紹介
- ナースセンター
- ハローワーク
といった方法・ツールがあります。各ツールの詳細や転職サイトを利用しないことのメリットをまとめた記事がありますので、転職サイトを使いたくない方はこちらをご参照ください。
転職サイトを使わない
看護師転職サイトを使わないからこそ得られるメリットと3つのツール
転職サイトを利用する場合
次に転職サイトに関してですが、転職サイトの利用方法はこちらの記事で解説しています。
転職サイトを使う
看護師は転職サイトを使うべき?サイトのメリットや選び方を徹底解説
僕が利用した中でおすすめできる転職サイトは以下の5サイトです。
情報収集から転職までの実例
ここまでに情報収集の方法から利用すべきツールについて解説してきました。
じゃあ実際どうやって情報収集するの?
どうやってツールを活用するの?
という人も多いと思います。実際に僕がどうやって転職活動しているのかまとめた記事があるのでご紹介します。
転職の方法
看護師が失敗しにくいリアルな転職の方法を実例と共に解説
そして今の職場への道のりがこちらです。
転職体験談
看護師転職体験談|奇跡のホワイト企業への道のりをすべて話します
看護師が働ける職場と働き方
転職の方法に関しては以上となります。ここからは看護師が働く場所や働き方についてのまとめです。
なんとなく最初って病院に就職しがちですが看護師として働ける現場ってすごく多いんですよね。僕が経験したことのある職場や働き方の記事がメインになりますが、まとめたのでよかったら参考にしてみてください。
派遣看護師
看護師の派遣は時給2000円以上であれば週3勤務で約20万稼ぐことのできる最強の働き方です。期間や日数を自分で決められて時給も高い。個人的にはコスパが一番いい働き方だと思っています。
派遣とは?
派遣看護師とは?派遣のメリット・種類・給料・おすすめサイト超まとめ
派遣サイト
看護師におすすめな派遣サイト15選と登録必須な派遣サイト3選まとめ
おすすめ派遣サイトは下記の3つをピックアップしています。
在宅看護
病院以外の職場で考えると「在宅看護」というのが大きなマーケットになります。在宅看護には
- 介護老人保健施設
- 特別養護老人ホーム
- 訪問入浴
- 訪問看護 etc…
など、様々な職場があります。僕が経験した場所の特徴や給料などをまとめた記事がこちら。
介護施設
介護施設で働く看護師の仕事・役割とは?病院以外の職場を体験レポ
訪問入浴
【結論】看護師が訪問入浴で働くなら派遣で行くのが正解です
訪問看護
【人気・需要UP!】病院以外で働くなら訪問看護への転職がおすすめ!
ケアマネ(介護支援専門員)
看護師からケアマネになる方法|介護支援専門員資格を取るメリットとは?
産業看護師
医療現場を離れ、産業看護師として企業で働くという選択肢もあります。産業看護師の仕事は以下のような職場があります。
- 企業の医務室
- 治験コーディネーター
- 臨床開発モニター
- コールセンター
- フィールドナース
産業看護師のメリットは身体介護や夜勤がないため体が楽、土日祝はわりと休めるといったところでしょうか。細かな仕事内容や年収、メリットについてはこちらの記事をご参照ください。
産業看護師
病院以外の仕事【産業看護師】の特徴|企業勤務に向いている看護師とは?
フリーランス看護師
企業に属さず個人事業主(フリーランス)として働く道もあります。僕もこのスタイルに片足突っ込んでます。
僕はそれほど稼げていませんが、どれくらいの収入があるのかを公開していますので興味のある方はこちらを。
フリーランス看護師
フリーランス看護師とは?フリーで働くメリットや収入を大公開!
正直、いきなりフリーランスになるのはおすすめしません。理由は収入が安定しないからです。
まずは僕と同じようにダブルワーク・副業として初めてみて、軌道に乗ったらにフリーになるという流れが無難だと思います。
びび
上記の副業を含めた、“看護師におすすめの副業”をまとめた記事があります。興味のある方はこちらをご参照ください。
副業
看護師におすすめな副業22選|バレずにできる対策も合わせて解説
終わりに
2回目の就職を考える看護師の皆さんにお伝えしたいことは以上となります。
転職を繰り返してきた底辺看護師の僕が自信を持ってお伝えできるのは、転職を繰り返さなくてすむための自分の居場所の見つけ方です。それがこの記事です。
僕は色々失敗してきましたが、皆さんが僕と同じように失敗する必要はないし、してほしくないです。少しでもこの記事が役にたてばと思っています。
びび
ツイッター@nursemanvivi
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初めまして!
管理栄養士の仕事をしている加藤と申します。
ブログを立ち上げてアドセンス申請しましたが、落ちてしまい落ち込んでいたらこのサイトにたどり着きました。
文章から読み取れるびびさんの人柄が面白くて共感できるところが多くてコメントしてしまいました!
あと、サイト作るのも文章の書き方もセンスある!と思いました!
また来てみますね(^ ^)
笑ったのでちょっと元気出ました✨
加藤さん、初めまして(^_^)ブログを読んでいただき、ありがとうございます✨
ブログを立ち上げられたのですね、確かにブログやるならアドセンスは貼っておきたいですよね。ネットで検索すると審査通過の攻略法などがたくさんヒットするので参考になるかと思います、僕も見ながらやりましたw
栄養士さんのブログは需要ありそうなので、ぜひ頑張ってください!