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「これからは病院以外で働く看護師しか必要ないってマジですか?」

このツイートは僕もフォローさせていただいている看護roo!編集部の烏美紀子さん@karasumikikoのツイートです。

そして注目したいのがツイートに貼られているリンク「2025年に必要な看護師、病院は97万人 訪問看護師の需要は2.5倍に」という記事。

僕の解釈では

  • 病院看護師はもう必要ない
  • これからは病院以外の仕事が熱い

という結論に至りました。

びび

ソースはこちら!

この推計値は、1月17日に開かれた厚労省の検討会(看護職員需給分科会)で示されたもの。現時点でのデータを用いて機械的に出した「ごく粗い試算」としています。

病院・有床診療所の場合、2025年に必要な看護職員は約97万人。2016年の95.6万人からみると微増にとどまります。

全体の医療需要は増えるものの、入院ベッドは増やさないという大方針があるため、病院看護師の数も現状でほぼ頭打ちであることがはっきりと見える推計値です。

引用:ステキナース研究所 看護roo!

正直びっくりしました。現場の看護師にとっては寝耳に水でしょうね。毎日忙しい業務に追われ残業も多いのに、もう病院看護師はこれ以上必要ないという試算が上様から出されたわけですから。

ではその事実に僕たち看護師は今後どう向き合っていくべきなのでしょうか。僕なりの考えをまとめてみたいと思いますのでよければお付き合いください!

びび

「もう病院以外の仕事を探すわ!」という方はこちらの記事がおすすめ!

看護師の需要は病院以外しかないの?

看護師の需要は病院以外しかないの?の画像

この記事のタイトル、そして烏さんの記事、皆さんが気になるのは「看護師の需要って病院以外にしかないの?」というところだと思います。

結論から言うと病院でも需要はあります。ただ需要はあるけど必要とされる場所が病院以外に広く分散されるという認識でいいのかなと。

 

厚労省は「病院・有床診療所で2025年に必要な看護師の数は約97万人」という試算を出していますが、この数字ピンときますか?

全然わかんない…

はぴこ

びび

ちょっとこのグラフを見てみて!

看護職員の就業場所と割合を表した図

参考: 看護職員の現状と推移

上記のグラフは平成24年のデータになりますが、看護職員の就業場所と割合を表した図です。これをみると病院で働く看護師の数は944,640人となっています。

そして2025年に病院・有床診療所で必要な看護師の数は約97万人。

「もう病院では看護師足りてますよー」ってなるのが容易に想像できると思います。となると溢れた看護師は病院以外へ分散せざるを得ません。

びび

烏さんの記事では今後のニーズとして訪問看護がピックアップされていましたね。

じゃあ「病院で働く看護師はもう必要ないの?」って話なんですがそれも違います。

定年まで安定して勤められる退職者の少ないお役所みたいな所だったら完全に需要なしでしょうね。ですが僕たちがいるのは超ブラックな看護業界です。

年間16万人が離職する恐ろしい業界ね…

はぴこ

びび

だから就業人数が頭打ちの病院であっても必ず空きはでると思うんだよね。

 

でーすーがー

今までのように面接受ければ誰でも就職できるような看護師黄金時代は終わるかもしれません。

  • 病院看護師数はほぼ頭打ち
  • 働きやすい病院の看護師はそうそう辞めない

これらの状況から、職場環境のホワイトな病院に就職するのは狭き門となるかもしれないということです。

常に募集が出ている医療機関はますますブラックという確率が上がりそうね…

はぴこ

びび

現時点でもわりとそうだからね…

となると、やはり病院以外の職場を視野に入れていく必要がありそうです。

看護師が病院以外に仕事を見つけるべき理由

看護師が病院以外に仕事を見つけるべき理由の画像

前項で、「看護師は今後、病院以外の仕事も視野に入れなければならなくなる」というお話をしました。ここからはその理由について深堀りしていきたいと思います。

僕が考える「病院以外の仕事を見つけるべき理由」は2つ。

  • 病院就職氷河期問題
  • 現場よくならない問題

詳しく説明します。

病院就職氷河期問題

仮に病院看護師の数が頭打ちとなると、もう病院では「これ以上看護師いりませんよ」ってなりますよね?定年退職とか臨時の退職で抜けた看護師のとこだけを補充すればいいってことになります。

でも看護師は退職者も多いから需要はなくならないってさっき言ってたよね?

はぴこ

びび

それはそうなんだけど今後は退職者も減っていくかもしれないよ。

何故かというと先ほど説明したように病院への就職が以前と比べて困難になる可能性があるからです。

看護師が病院を辞めなければポストも空かないのでますます狭き門になる。こういった連鎖が起きると看護師業界では考えもしなかった就職氷河期がくるかもしれません

 

先ほど提示した「看護職員の就業場所のグラフ」の右下にある1,537,813人という数字。

看護職員の就業場所と割合を表した図

これはH24年に就業していた看護職員の総数です。

これね、働いている看護師の数であって就業していない看護師、いわゆる潜在看護師はこの中に含まれていないんですよ。潜在看護師はこの他に約70万人います。

新規の看護師免許取得者も毎年約5万人増えてるのよね?

はぴこ

びび

これらの数字から考えると病院看護師の97万という椅子は結構倍率が高くなることが予想できるよね。

そうなんですよ。

僕たちは選ぶ側から選ばれる側になっていくかもしれないということです。今まではわりと好きなとこ選べましたよね?

「給料がいい病院にしよう!」
「定時であがれる病院探そう!」

どんなわがままな条件でも病院の求人は無数にあり、病院側も両手すりすりしながら「看護師様!」と迎え入れてくれてました。

ですが「病院看護師頭打ち」という時代が本当にくるとなれば僕たちは選ばれるようになります。

他者と比較され…
履歴書は穴があくほど見られ…

文字通り「選ばれる」わけです。

びび

外国人労働者の雇用やロボットなどの参入が加速すればもっと就職は厳しくなるかもしれません。

病院への就職は今までのようにいかなくなる可能性が高く、必然的に病院以外の職場も考えざるを得ない状況になっていくでしょう。

現場よくならない問題

たぶんね、この記事を読んでくれている看護師さんは「はっ?」の連続だと思うんですよ。

病院看護師いらない
⇒「はっ?」

就職きつくなる
⇒「はっ??」

そして「もう病院看護師増やすつもりないから現状でおなしゃす」と上様(厚労省)から引導を渡されました。

「はーーーーーーーっ???」

ですがこれが現実です。

現場の声は届いていません。いや、届いているかもしれませんが響いてはいません。

病院の看護師が残業しながら汗水垂らして頑張っていることも、自分の時間を犠牲にしながら患者さんに関わっていることも改善するつもりはないのでしょう。

結論としては

 

「看護は機械的でいい」

 

そういうことなんだと思います。

僕たち看護師は学生に時に多くの時間を費やして患者さんに寄り添う術を学習してきました。ですが「そんなことは必要ないから医師の指示のもとやることやってればいい」と言われているのだと思います。

びび

だからみんな辞めてしまうんでしょうね。

看護をしたくて看護師になったのに、多くの看護師が働く「病院」という場所で看護ができないわけですから。

現場(病院)の環境がよくならないことが確定した今、病院で働くという選択肢より、病院以外で働くことを選ぶ看護師が増えていくと思います。

愚痴ってても仕方ないよね…

はぴこ

びび

だね。そんなわけでこれから盛り上がるであろう病院以外の仕事をPICK UPしてみたいと思います!

看護師におすすめな病院以外の仕事をPICK UP!

看護師におすすめな病院以外の仕事の画像

現状に悲嘆してても仕方ありません。

病院以外にも看護師を必要としている現場はたくさんありますし、看護の知識・スキルを活かして働ける仕事は多いです。

びび

ここからは看護師が病院以外で働ける職場をいくつかPICK UPしていきたいと思います!

病院以外の職場への転職におすすめな転職エージェントはこちら

クリニック

クリニックはベッド数が19床以下の診療所を指します。

  • 内科
  • 外科
  • 小児科
  • 美容外科 etc…

様々な診療科を掲げたクリニックがあり、看護師が働ける場所は非常に多いです。

在宅看護

高齢社会に伴う看護師の需要と就職先の多さで考えると、病院以外の職場でまず考えるべきなのが在宅看護です。

ベッド数は増えないのに高齢者は増える
矢印の画像
在宅看護の需要が増える

自然な流れです。

看護師が働ける在宅看護の仕事には以下のような職場があります。

  • 介護老人保健施設
  • 特別養護老人ホーム
  • 有料老人ホーム
  • グループホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 訪問看護
  • 訪問入浴
  • デイサービス
  • 居宅介護支援事業所(ケアマネ資格必要)

産業看護師・企業看護師

会社員として企業に属し、看護の知識やスキルを活かす仕事を産業(企業)看護師と言います。産業看護師は会社員のため、基本的に夜勤などはなく規則正しい生活を送れるのがメリットです。

産業看護師として働く場合、以下のような仕事があります。

  • CRC(治験コーディネーター)
  • CRA(臨床開発モニター)
  • 企業内診療所(医務室等)
  • コールセンター
  • フィールドナース

びび

産業看護師についてはこちらで詳しく解説しています!

教育現場や保育に関わる仕事

看護師の仕事は患者を対象にしたものだけでなく、病院以外の教育現場などでも必要とされています。仕事は以下の通りです。

  • 看護学校の教員
  • 保育園
  • 養護教諭
  • 乳児院
  • 児童養護施設

フリーランス看護師

特定の企業に属さず、個人事業主として働く「フリーランス看護師」という働き方もあります。

びび

フリーランス看護師の詳細はこちらで解説しています。

フリーランス看護師として働く場合、様々な仕事がありますが僕は

  • 看護師ライター
  • ブログアフィリエイト
  • ブログコンサル業

などで収入を得ています。

僕が行っている仕事も含め、フリーランス看護師としての仕事や副業に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

派遣看護師

派遣看護師は派遣会社から紹介される様々な医療現場に赴き看護を提供する仕事です。派遣看護師は基本的に医療行為のない

  • デイサービス
  • 訪問入浴
  • 有料老人ホーム
  • 健診

等に赴くことが多いです。

ですが一定の条件下であれば病院やクリニックなどの医療行為を行う現場へも赴くことができます。

びび

その条件や、「派遣看護師とは?」についてこちらの記事で解説しています。

また、派遣サイトによってはイベントナースやツアーナースといった企画を扱っているところもあり、働く場所は多種多様です。

MEMO
派遣看護師として働くには看護師派遣サイトへの登録が必要です。

おすすめ看護師派遣サイトはこちら


びび

ここでは病院以外で看護師が働ける職場をPICK UPだけしました。各仕事の詳細はこちらをご覧ください!

どうしても病院以外で働きたくない場合

「病院以外の職場も視野には入れるけど、できることなら病院で働きたい」という方もいると思います。その場合、どういった対策をとるべきか考えてみました。

より専門性の高い特化看護師を目指す

今後、看護師が「選ばれる」という現状になることを考ると、武器になる知識やスキルを身につけておくことがベストかなと思います。

そういった意味では

  • 特定行為を行えるよう研修を受けておく
  • 専門看護師資格を取る

など、他者との差別化を図るのも1つの手段と言えます。

今のうちからホワイト企業を探し居座る

これがわりと現実的な生き残り策かもしれません。

今後競争が激化していくとなれば、その前にホワイト企業を探して就職し、定年まで頑張るというのもありかなと。

びび

競争が激化した頃に空くポストはほとんどがブラックだろうからね…

こんな状況になるとますますホワイトへの就職は難しくなるでしょうから、今のうちからホワイトを探して身を固めるのが得策のような気がします。

ホワイトを探すには情報収集が大事です。

情報収集を行うには色々なツールがありますが、現状一番多く情報を持っているのは転職サイトです。僕がおすすめのなのは「看護のお仕事」と「看護roo!」です。

看護のお仕事の詳細はこちら

看護roo!の詳細はこちら

終わりに

「まさかこんな時代がくるとは…」って感じですよね。

僕個人としてはなんか面白くなりそうだなぁという予感がします。色んな道を模索する看護師が増え、その中から新しいコンテンツが絶対生まれますからね!

病院や施設、在宅看護でもない何か…

そんなのも見れたら楽しいですね!それが何かは知らんけどw

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