この記事に辿り着いた皆さんはAmazon(アマゾン)アソシエイトの提携審査に通らず苦戦している方ですよね?僕も苦労しました。
Amazonアソシエイトの審査は厳しいで有名です。
僕はブログ開設当初に申し込みをし、落ちてからずっと放置していました。ですが、この度Rinker(リンカー)を利用したいと思い、再度チャレンジすることにしたんです。
びび
この記事では
- 提携審査通過までに行うべきこと
- 申し込みから提携までの流れ
- ネット上の都市伝説を論破
- まとめ
という流れで解説していきたいと思います。
はぴこ
Amazonアソシエイト提携審査の通過に必要な10項目
引用:Amazonアソシエイトプログラム
Amazonアソシエイトの審査に落ちた人は、必ずアマゾンからメールが届くと思います。そして提携できない理由に下記の8つの項目が掲げられているはずです。
当プログラムでは、お申込みいただいたWebサイトが下記の項目
に当てはまる場合には、 ご参加をお断りさせていただいております。 1.Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が
行えない場合 2. お申し込みのURLに入力誤りがあるのでサイトを確認できない、
または他者(社)が運営するWebサイトやURLでのお申し込み の場合 3. Webサイトに閲覧規制がなされており、内容を拝見できない、ま
たは閲覧規制をかけているコンテンツを含むWebサイトでお申込 みのため審査が行えない場合 4. お申し込みフォームにご登録の住所、氏名、電話番号が正しくない
場合 5. Webサイトのドメイン名の中に、「amazon」「javar
i」「kindle」やその変形、またはスペルミスを含んでいる 場合
*SNSでこれらを含むユーザー名を名乗ることもお断りしております 6. 知的財産権を侵害している場合
7. 露骨な性描写がある場合
8. 未成年の方のお申し込み
僕は6回審査に落ちましたが、提携不可のメールすべてにこの文言が記載されていました。
提携不可の通知はこのメールが届くのみでアドバイス的なものは一度も書かれていたことがありません。「あなたのブログはここがダメですよ」と書かれていればどんなに楽なことか…。
びび
「審査に通らない理由を教えてほしい!」
すると以下のような返事が。
このたびお客様のページを拝見いたしましたが、残念ながら当プログラムでの審査基準に合致しなかったため、前回のご案内をいたしました。また、誠に申し訳ございませんが、個別の審査内容、承認不可の理由についてはご案内いたしかねますことをご了承くださいますようお願いいたします。
ですよねー。
わかってはいましたが、やはり個別には対応していただけないようです。ですがメールの最後にこんな文章とURLが。
お知らせ可能な情報は審査結果のメールに掲載しておりますので、以下のURLの内容も含め、必ずすべてお読みください。
びび
ここに書かれているのは「プログラム参加申請をお断りするサイト例」という見出しで10項目の例が記載されています。おそらくこの10項目が審査に通る鍵になる!
ということで、この10個の例と共にアマゾンアソシエイトの審査通過・提携に必要な対策を解説していきたいと思います!
項目1.
ブログの記事数や運営期間について
■ Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合
- 記事数や投稿数などのコンテンツが極めて少ない
- 長い間更新がない
- コンテンツのほとんどが転載や広告で構成されており、サイトにオリジナリティーがない
僕は記事数60記事で合格しました。
ですがブログを開設して間もない方はそこまで記事数がないと思います。参考までに「アマゾンアソシエイト 記事数」でググってみると
「4記事で審査通りました」
「5記事で提携できた」
「ブログ開設後9日で受かった」
という記事が出てきます。なのでそこまで記事数や運営期間を充実させなくてもよさそうな印象ですね。
更新頻度に関しては僕の場合、最後の更新から1週間ほど空いていましたが審査に通りました。毎日更新している必要はまったくありません。
びび
項目2.
ブログ運営者の身元情報について
■ 身元情報が不十分である場合
- 氏名が本名でない (姓・名のどちらかのみ、ニックネーム、サイトと関係が明確でないグループ名)
- 電話番号が完全でない
- アカウント情報の電話番号の初めに「+81」がついている
- 住所が完全でない、または架空の住所である
※住所確認のため、Amazon.co.jpの配送先情報を確認させて頂く場合がございます。
個人的にはこの項目が最重要だと思ってます。
というのも、僕が審査に通ったのは身元情報をはっきりさせただけだったからです。
ここで解説している例って「プログラム参加申請をお断りするサイト例」ですよね。ということはここに書かれていることが出来ていなければ提携されることは絶対にないということになります。
ここで注目していただきたいのがこの文言。
氏名が本名でない (姓・名のどちらかのみ、ニックネーム、サイトと関係が明確でないグループ名)
皆さん、ブログやサイトにプロフィールを掲載していますか?本名で自己紹介していますか?
僕はしていませんでした。もちろんプロフィールは掲載していましたが、僕は「びび」というハンドルネームで執筆しており、本名は一切出していません。顔出しもしていません。
びび
では、どのようにして審査に通ったのか?
それはクレジットカード情報の登録です。結局ブログを本名でやってない以上、自分が自分であることをどこかで証明しないといけないわけです。
はぴこ
びび
というわけで信用度の高いカード情報で身元を証明するのが得策と考えたわけです。そしてもう一つ。カード情報の登録はAmazonプライムの登録と合わせて行うのが良いらしいという情報を入手。
僕は今回の提携のためにかなりググりましたが、確かにAmazonプライムの登録で審査に通ったという記事をかなり見かけました。そのため、僕も30日間無料のAmazonプライム会員に登録し、その際にクレジットカード情報を登録したんです。
びび
流れとしては下記のとおりです。
ブログをハンドルネームで運営している人の救済措置がプライム会員登録などによる身元確認なのかなと個人的には思ってます。
もしこの仮説が正しいなら、ブログに本名や住所を掲載していれば審査に通るのかなぁなんて思うんですけど、それをやるのってリスクが高すぎますよね。それに個人情報を掲載しても絶対に提携できる保証はないのでおすすめしません。
びび
項目3.
ブログの情報・目的について
■ リンクを使用するサイト・目的が不明瞭である場合
- 入力されたURLに誤りがあり、サイトを確認できない
- 閲覧規制のあるコンテンツを含み、サイト内容を確認できない
- 他者(社)が運営するWebサイトやURLを使用している
- サイト名やドメイン名の中に、「amazon」「javari」「kindle」やその変形、またはスペルミスを含んでいる
※SNSでこれらを含むユーザー名を利用されることもお断りしております。- サイト説明が不十分
※「test」「あああ」「商品名」のみ等は、サイト説明として不十分または不適切なものと判断致します。
これは記載されている通りです。それほど難しいことは書かれておらず対策は簡単だと思います。
最後に
サイト説明が不十分
とあります。アマゾンアソシエイトの申し込み申請には256文字以内で自身のブログの紹介や目的を記述する項目がありますよね?ここもググると
「256文字いっぱいに書いた方がいい」
という文言を見かけます。
びび
ちなみにその文章がこちらです!
看護師・看護学生を対象にした情報発信ブログを運営しております。当ブログでは看護師が現場でよく使うおすすめアイテムの紹介や、現在私が従事している訪問看護で使えるアイテムを紹介した記事を書いており、そのアイテムをアマゾン様の商品でご紹介させていただきたいと考えております。
また、看護学生向けの記事では看護師国家試験対策に利用した参考書や、実際に利用した過去問の紹介記事も書いております。今後も看護師・看護学生向けの参考書や専門書の紹介を行い、看護師のスキルアップにつながるような記事を書いていきたいと考えております。
項目4.
ブログ内の表記に関して
■ サイト内の価格や在庫標記により、閲覧者に誤解を与える可能性がある場合
※「最安値」「在庫有り」等、可変的な情報には、情報取得時の日付や情報に相違が出る可能性を示す記載が必要です。
これもさほど対策は難しくないと思います。書かれている通り変更すればよいでしょう。
項目5.
他者の権利に対する侵害や違反に関して
■ 法令または他者(社)の権利に対する侵害または違反がある場合
- 著作権侵害が認められる
※使用許諾を得ていない画像や歌詞の転載等が含まれる場合も参加をお断りする場合がございます。- 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 (旧薬事法) 違反が認められる
- その他違法な内容のコンテンツが含まれている
※明確な違反や侵害が確認できない場合でも、これらの事由の存在が疑われる場合には、参加をお断りする場合がございます。
ここで難しいのは著作権だと思います。
ブログに掲載している画像や歌詞が著作権を侵害していないだろうか?この判断てすごく難しいですよね。特にブログ運営が長いと使用している画像も多かったりして1つずつチェックするのも大変です。
- 著作権フリーの素材を利用する
- 自分で撮影した画像を利用する
基本的にはこれが前提です。
ですが、他者の著作物を引用したい時もありますよね?僕もブログでドラクエの画像を利用したり、本の紹介でスラムダンクの画像を載せたりしています。これらは取り下げることなく審査に通りました。
びび
著作物を引用するのであれば
- 引用符を使う
- 引用元・クレジットを記載する
などが必要かと。僕も引用する場合はこれらの対策を行っています。
項目6.
情報商材へ遷移するリンクに関して
■ 情報商材コンテンツ、情報商材サイトへ遷移するリンクの掲載がある場合
この辺はだいぶグレーなんで正直わかりません。もし怪しい情報商材のアフィリエイトリンクを貼っている場合は外した方いいかもしれないですね。
ちなみに「アフィリエイトの方法」というのも情報商材の一種だと思いますが、僕はサブブログで「アフィリエイトの方法」に関しての特化ブログを運営しており、今回審査に通ったメインブログからそのサブブログへリンクを貼っていましたが通りました。
びび
その他7~10項目
■ 露骨な性的描写がある場合
■ 紹介料の使用目的が寄付・支援である場合
■ 未成年の方のお申し込み
■ その他の理由で、運営規約に違反するまたは参加が不適当であると当社が判断する場合
10の項目のうち、残りの4項目は上記になります。
上3つは対策しやすいと思うので特に問題ないですよね。一番最後はアマゾン側の逃げ道として記載しているものだと思います。主な注意点は1~9の項目に関してでしょう。
以上がアマゾンの提唱する「プログラム参加申請をお断りするサイト例」の対策になります。
Amazonアソシエイトの申し込みから提携までの流れ
引用:Amazonアソシエイトプログラム
Amazonアソシエイトの申し込みから審査までの流れは一度申し込んだ方ならわかるとは思いますが、一応僕がどの項目にチェックをいれて申請したのかなどを画像を交えながら解説していきたいと思います。
住所を入力し、該当する項目にチェックを入れ「次へ」をクリック
ここではドメインを入力すればよいのですが、僕はAmazonの商品を紹介している記事のURLを貼りつけました。「貴社に貢献します」という意味合いを込めて、物販系の記事をアピールするのはありじゃないかと思います。
ここも自身のメディア情報に関して入力していきます。
電話番号を入力。音声ガイダンスに従ってアカウント認証を行った後、規約に同意し「完了」をクリックすれば申請はOKです。
このようなメールが登録したアドレスに届きます。このメールが届いた後、だいたい半日から1日で提携可否の通知メールが届くと思います。
アマゾンアソシエイト提携審査に関する都市伝説Q&A
アマゾンアソシエイトの審査に落ちた時、アマゾンから「ここを直してください」とは言ってもらえません。それは皆さん100も承知ですよね。
そうなった時に皆さんがやること。
「ググる」
僕もめちゃくちゃググりました。そしてどんどん迷宮入り…。
今回、僕がググって出た情報で「これはネット情報と違うなぁ」と思うこともたくさんあったので、それらをすべて残しておきます。
メールアドレスの登録にフリーメールはダメ?
Gmailなどのフリーメールでも問題ありません。
僕はGmailで登録しましたし、メールの名前も本名ではなく「nurseman vivi」としていましたが審査に通りました。
連続して審査申し込みをしたら落ちる?
連続して審査申し込みをしても問題ありません。
僕は審査の申し込みをほぼ毎日行っていました。
提携不可のメールが届いたら、気になるとこを修正して再度その日のうちに再申請。しいて言うなら審査に通った時は前回の提携不可のメールから1日空いたあとでしたが。
この時は仕事が忙しく、提携不可のメールのあとブログを修正する暇がありませんでした。Amazonプライム に申し込みをした後アマゾンで商品を購入していたので、受け取ってから申し込みをしてみようと思い荷物が届くのを待ってから再申請。
びび
ちなみに
アマゾンアソシエイト様への審査の申請は連続して行っても問題は
ありませんか?
という質問をしてみましたが
お問い合わせいただいた件について、
お申し込み回数の制限は特に設けておりませんが、 短時間で何度も申請をされるよりは、サイトの作り込み、 再申請をいただくことをおすすめ致します。
という返答をいただいているので、連続して申請を行うことは特に問題ないと思われます。
広告はすべて外したほうがいいの?
アドセンス、アフィリエイト広告を貼っていても問題ありません。
僕はアドセンスもASPの広告も一切外すことなく審査に通りました。もしもアフィリエイト経由ですでにアマゾンのリンクを貼っている人もいるかと思いますが、これもおそらく問題ありません。
僕は「カエレバ」を利用して、もしも経由でアマゾンの商品を紹介していましたが、その紹介リンクを貼ったままでも審査には通っています。
購入歴のあるアマゾンアカウントで申し込みをした方がいい?
それだけでは弱い気がします。
実際にアマゾンで購入歴のあるアカウントで申し込みをしましたが落ちました。購入歴があるというだけでは弱い気がします。
この記事でも解説しましたが、身元情報を明確にするという目的であれば支払い方法にクレジットカードを登録し、そのカードで支払いをして購入歴を作るほうが良いかと思います。
どうしてもアマゾンアソシエイトに提携できない場合
どうしてもアマゾンアソシエイトと提携できない場合、冒頭でも触れていますがもしもアフィリエイト経由でのアマゾン提携がおすすめです。
正直、僕みたいに「Rinkerでアマゾンの商品を検索しながら各ショップのリンクを作りたい」という目的がない人ならアマゾンアソシエイトに無理に提携しなくてもいいのかなぁと思います。
びび
- 提携審査が緩い
- 最低支払額がAmazonよりも低い
- 振込手数料0円
- W報酬制度
提携審査が緩い
もしも経由だと提携審査が緩めです。
ブログを始めた当初、「アマゾンアソシエイト」と「もしもアフィリエイト内のアマゾン提携」の両方に同じ条件で申請をしましたが、アマゾンアソシエイトは落ち、もしも経由のアマゾン提携審査は通りました。
最低支払額がAmazonよりも低い
Amazonアソシエイトの最低支払額は5000円です。5000円以上売り上げないと振り込まれないということです。
もしもアフィリエイトの場合は1000円以上の売り上げで振り込まれます。しかも、もしもアフィリエイトの場合、他のプログラムも利用している可能性が高いため、合算で1000円以上と考えるとかなりハードルは低くなるかと思います。
はぴこ
振込手数料0円
Amazonアソシエイトだと振込手数料が300円かかるのに対し、もしもアフィリエイトだと振込手数料0円のためお得です。
W報酬制度
もしもアフィリエイトではW報酬制度というものがあり、1か月の売り上げとは別に売り上げの10%をもしもアフィリエイトからも報酬としてもらえます。
これらのメリットを考えるとAmazonアソシエイトを使わなくてはならない理由がない限り、もしもアフィリエイトで提携する方がメリットがあるかなと個人的には思いますね!
まとめ
最後に、この記事で書いたことを簡単にまとめたいと思います。
- ブログは5記事程度でも受かる
- 更新は1週間空いてもOK
- 購入歴のみでは弱い
- Amazonプライムは登録すべし
- 支払い方法はカードで
- ブログ説明は丁寧に
- 著作物の引用は適切な方法で
- 怪しい情報商材は外せ
- フリーメールの登録はOK
- 短い期間での審査申し込みOK
- アドセンス・ASP広告OK
- どうしても受からない場合はもしもアフィリエイト
- Amazonのアソシエイトの規約・提携できない場合のサイト例をよく読もう
以上となります。
長くなりましたが、これが僕の経験したことから言える審査通過への対策です。この記事が皆さんの役に立つことを願っております!